2012年10月31日水曜日

2タイプの合成

クライアントに要求される合成にはおーまかに分けて2種類あります。

馴染ませる合成

目立たせる合成

です。

合成とは複数の素材を一つの画に落としこむ作業のことと以前どこかで書いた気がします。
その画が最終的にどういう見栄えになるのかが大事であってすべてを馴染ませればいいというわけでもない場合あるのです。

最終的に画はクライアントのもつイメージによって左右されます。

このカットはどこどこを目立たせたいから明るくしてくれ等全体の馴染みを無視したコメントもあるというのは覚えておいても損はないと思います。

日本の特撮などそれがすごい顕著ですが、ハリウッド作品を見てるとすべての要素がひとつの世界にある、という感じにさせる、その微妙なバランスを崩さず目立たせたいところをうまく目立たせたりできているのがわかります。

そういう合成カットはやはりリアリティがあってクオリティが高いと感じるのです。

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